奈良県にある飛鳥時代の藤原京跡(694年~710年)から出土した木簡(もっかん)(30センチほどの木製の板)を調査したところ、木簡はなんと「九九の早見表」だったとのニュースがありました。

九九は中国から伝わったそうですが、同様の木簡は国内では他に40点程発掘されているとのことでした。今回の木簡が出土した場所は宮殿からの人や物資の出入りをチェックする「衛門府(えもんふ)」という施設のあった場所なので、衛門府の役人の出勤日数などを計算する際に用いられていたのではないかと考えられています。大昔の役所の職員さんの給料を九九で計算していたなんて…。

なんだか感慨深いですね(笑)。

※一部サンケイ新聞からの引用です。